【犬猫の殺処分】譲渡会や愛護センターで引き取りませんか?
日本での殺処分は未だになくならず、年間約2万匹もの犬・猫たちが殺処分されてしまうという悲しい現実があります。
しかしながら、行政や愛護団体などの懸命な取り組みにより殺処分率は年々低下しています。
今回の記事では犬猫の殺処分率の現状と殺処分を無くそうとする行政や愛護団体などの取り組みについてご紹介していきます。
犬猫の殺処分率
引用元:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
こちらは環境省が発表している犬猫の殺処分の推移グラフです。
グラフの通り年々減少していることがみてとれるかとおもいます。
ただ減少しているとはいえ、年間に2万4千頭の犬猫が殺処分されており、1日に換算すると殺処分される犬猫は65匹となっています。
中には生後1年と生きられずに個室に閉じ込められ、二酸化炭素を注入した個室で窒息死している犬猫もいます。
ペットを捨ててしまう理由
毎年のように捨てられて保健所等に保護されているペットたち。
実際にはどのような理由で捨てられてしまうのでしょうか?
ペットを捨てる理由としてよくあげられることとして
- 世話ができなくなった
- しつけが面倒になった
- 子供のアレルギー
- 引っ越し先により飼えなくなった
などがあげられ、特に、『世話ができなくなった』と理由が上位を占めています。
何かしらの理由があるにせよ、ペットを捨てるということは飼い主側の身勝手な理由です。
ペットブームとあうこともあり、これからペットを飼いたい方もいらっしゃると思いますが、飼う前にもう一度ペットに対して生涯責任が持てるか確認しておきましょう。
殺処分ゼロを目指す取組
引用元:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
上記のグラフは犬猫の譲渡率を示したものですが、みてとれるように年々増加傾向となっています。
譲渡率が上がっているのはどんな理由があるのでしょうか?
ここからは譲渡などを行なっている取組についてご紹介したいと思います。
みやざき動物愛護センター
引用元:http://dog.pref.miyazaki.lg.jp/
みやざき動物愛護センターでは、保護等した犬猫の新しい飼い主さんとなってくれる方を探すために譲渡会を次のとおり開催しています。新しく犬猫を飼いたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
住所:宮崎市清武町木原4543番地8
譲渡会:毎週日曜日午前10時から午後3時(注意:年末年始、祝祭日と重なった日曜日は、譲渡会の開催はありません)
ペットのおうち
事情によりペットを飼えなくなってしまった飼い主や、ペットを保護している保護活動者などと、ペットを飼いたい(里親になりたい)と考えている方が交流できる場所が「ペットのおうち」です。
全国から犬や猫をはじめ様々なペットの里親募集情報が日々寄せられています。
ペットのおうちの公式ホームページはこちらをご参照ください
まとめ
今回の記事では犬猫の殺処分について紹介してきました。
殺処分は人間の身勝手な都合で殺される命です。
最近ではこのような現状に心を痛め、一つでも多くの命を救いたい、そんな思いで動物保護施設から犬や猫を迎える人も少なくありません。
もしこれから犬猫を飼いたいと思っている方は譲渡という選択肢をいれてみてはいかがでしょうか?