まとめ
今回は不用品の寄付についてご紹介してきました。
自分の不用品を寄付する事で、必ず誰かの役に立ちます。
また、CO2削減など環境保全にも繋がる素晴らしい取組となります。
もし今回の記事をみて寄付を検討してみたい方がいましたら、ぜひご紹介した団体のHPをご覧になってみてください。
C.I.S News
あっという間に2月も終わり、新年度に向けての引っ越し準備を始める方も多いと思います。
引っ越しの際に出てくるのが使っていない食器や、記念品で貰ったタオル、最後にいつ着たかわからないような服ではないでしょうか?
最近はフリマアプリへの出品が人気ですが、引っ越しまでに売れるか分からないし、出品するのが面倒と感じて諦める。かと言って捨てるのも忍びないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そんな時は「寄付」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
自分には不要だと感じる物も、世界を見れば戦争や紛争などで物資に困っている国や地域では必要な物に変わります。寄付団体を通じて送れば売れにくい物も捨てにくい物も、必要とする他の誰かに使ってもらえます。
今回は不用品の寄付について、寄付のメリットや注意点、どういった物が寄付するのに向いているかや、どういったところに寄付の依頼をすれば良いのか等について、紹介していきます。
まずは、寄付する事でどのようなメリットがあるのかについてご紹介します。
世界では前述したように戦争や紛争地域の人達や、貧困で明日食べる物が無い人など物資不足の中で生活している人達が大勢います。
また、国内においても被災地域など物資を必要としている場合があります。
お金を寄付する方法もありますが、お金の寄付は金銭的に厳しい場合もあるかと思います。
しかし、自分が要らない物となると寄付できる幅は広がります。
不用品をゴミとして処分するだけでは得られない満足感を感じたり、寄付する事で社会貢献にも繋がります。
国際社会の最近の動きとして『カーボンニュートラル』や『温室効果ガスを削減』があります。
ゴミが減ればそれだけで、CO2の削減にもつながります。
限りある資源を大切にし、環境にやさしい暮らしを実践するためにも、まだ十分使えるものは使い手を変えて再使用する「リユース」を考えてみませんか。
不用品を寄付することで、ゴミになるかもしれなかったものを再活用できます。
不用品を捨てられない理由として『思い出があるから』がよくあげられます。
確かに、思い出があるものを捨てるとなればかなり勇気がいる事だと思います。
しかし、寄付という形をとれば、自分が今後使用しない物でも、別の誰かが使ってくれます。
捨ててゴミになるのは嫌だという方でも、必要としている誰かがまた使ってくれると考えれば、手放す決心もつきやすくなり、心も痛みにくいのではないでしょうか?
反対に寄付する際に注意しておきたい事についてご紹介していきます。
寄付という事は、どんなに価値があるものでも無料で引き取られます。
あとで『あの時、寄付しなければよかった・・』なんて事にならないように、寄付に出す際は、再度寄付する物の価値を確認しておいたほうが良いでしょう。
価値がある物については、フリマアプリや買取業者に売ることを検討してみましょう。
寄付された不用品の多くは、海外に輸送される際、コンテナ、関税、送料などのコストがかかります。
「寄付するのに送料がかかるの?」と思う方も多いと思いますが、それは寄付団体が送料を負担していれば運営が続かないからです。
寄付を行う際にはあらかじめ自身が送料負担を納得した上で、行うようにしましょう。
いくら不用品とはいえ、使い物にならないものや明らかに汚れが目立つものなど受け付けられないものあります。
そういったものは、ゴミとして処分すると良いでしょう。
反対に寄付すると喜ばれるものは以下のような物になります。
最後に、どこに寄付をすれば良いのか分からないという方もいるかと思うので、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
「もったいない」の心を活動の軸とし、まだ食べられるのに廃棄される食品や、使用できる日用品などを広く集め、それを必要としている国内外の福祉団体や個人等に寄贈し、また「もったいない精神」を普及することにより、明るく健康で笑顔の絶えない社会の実現を目指す団体です。
フードバンク活動も積極的に行っており賞味期限が3ヶ月以上ある食品類の受け付けも行っています。
集まった食品類は子供食堂や社会福祉施設などに届けられています。
ホームページには活動実績なども掲載されているため自分が寄付したものがどのような形で届けられているか確認する事もできます。
NPO法人もったいないジャパン公式HP
https://mottainai-japan.com/
「古着deワクチン」は、開発途上国へ 古着を送ることにより再利用されるだけでなく、 現地での雇用創出にも繋げたり、世界の子どもに日本委員会を通じて開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けている寄付団体です。
こちらも公式ホームページに、活動実績や利用者の声など分かりやすく掲載されています。
古着deワクチン公式HP
https://furugidevaccine.etsl.jp/
今回は不用品の寄付についてご紹介してきました。
自分の不用品を寄付する事で、必ず誰かの役に立ちます。
また、CO2削減など環境保全にも繋がる素晴らしい取組となります。
もし今回の記事をみて寄付を検討してみたい方がいましたら、ぜひご紹介した団体のHPをご覧になってみてください。