C.I.S News

インフルエンザ予防接種に関して

朝晩が冷え込むようになりましたので、体調を崩されないようにお体には十分お気をつけ下さい。
今回は、インフルエンザの流行する季節が近づいておりますので、予防接種について情報提供させていただきます。

 

接種時期について

今年は過去5年で最大量(約6,300万人分)のワクチンを供給予定となっております。
厚生労働省からのお願いで、10月1日~10月26日までは65歳以上の方優先的に接種できるようにとなっております。

10月1日~:65歳以上の人が優先、60~64歳の慢性高度心・腎・呼吸器機能不全者などの定期接種対象者
10月26日~:上記以外の人
※10月26日以降に関しましては、医療従事者・基礎疾患を有する方・妊婦・生後6ヶ月~小学2年生の方はお早めに接種を受けて下さい。

インフルエンザ予防接種は生後6ヶ月から受けられ、生後6ヶ月~13歳未満のお子さんは原則2回接種となっております。
小さなお子さんは2回接種したほうがインフルエンザに反応できる抗体の量が上昇するためです。

詳しくはこちら(厚生労働省 季節性インフルエンザワクチン接種時期ご協力のお願い

 

予防接種の費用と保険について

予防接種は病気に対する治療ではなくあくまで予防のため健康保険が適用されず、原則的に全額自己負担となります。

予防接種の費用は、全国平均で3,000円代後半となっているようです。
費用は医療機関によって異なりますので、お住いの市区町村・医師会・医療機関・かかりつけ医などにお問い合わせ下さい。

 

【宮崎市の高齢者等インフルエンザ予防接種について】

宮崎市に住民登録のある方のうち接種を希望する方は定額で接種することができます。

対象者は『65歳以上の方』もしくは、『60歳以上65歳未満の方で心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が 極度に制限される程度の障がいを有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方』

予防接種の期間は、令和2年10月1日~12月31日までとなっておりますが、予防接種を希望する医療機関に直接ご確認下さい。

接種費用は、自己負担金1,200円となっております。

生活保護受給者の方は、生活保護受給者証の提示で自己負担免除となっております。

 

いつまでに予防接種を受けたほうが良い?

インフルエンザの流行は1月が多く、遅くても11月末までには行っていただくことをおすすめします。
摂取してから1~2週間後より抗体が上昇し始め、効果が期待できるのは接種後2週間から3~6ヶ月までと考えられています。

 

まとめ

今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、インフルエンザの予防接種を多くの方が希望されていると思います。
厚生労働省からのご協力のお願いで、今年は高齢者の方が優先的に予防接種を受けられるようにとのことで、様々なご意見があると思います。
高齢者の方々に関しては、重症化のリスクを避けるため、お子さんに関しては感染拡大予防の観点からインフルエンザの予防接種を可能な限り早めに受けていただけますようお願い致します。
医療従事者や基礎疾患を有する方、妊婦の方もお早めに接種をお願い致します。