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入院時の費用の目安

突然病気やケガで入院した時、入院費用や入院日数がどれくらいかかるのかご存知ですか?

近年、平均入院日数は短期化している一方で、自己負担額は高額になる傾向にあります。

 

 

主な入院費用一覧

  • 治療費(手術代、検査代、薬代など健康保険の自己負担分)
  • 食事療養費
    1食あたり:460円
    1日あたり(3食):1,380円
  • 差額ベッド代(特別療養環境室)
    差額ベッド代の相場
    1日あたり費用平均:6,188円 (最低額は50円で最高額は378,000円)
  • 入退院・転院時の交通費
  • 親族付添費
  • ホームヘルパー・雇入費用など
  • 先進医療費用
    ※厚生労働大臣が認めた高度な医療技術の治療や手術をいい、先進医療や手術をいいます。

 

自己負担額増加の要因

入院時の自己負担額増額の要因の一つに、食事代の増加がございます。

まず、食事代についてですが、正式には「入院時食事療養費」と呼ばれております。
標準負担額は厚生労働大臣が定めており、
2016年3月までは、「1食260円」
2016年4月以降は、「1食360円」
現在は、「1食460円」
と100円ずつ段階的に値上がりしています。

住民税非課税の方は、「1食210円」となっております。

 

1日の自己負担額の平均

グラフの通り、入院時の1日あたりの自己負担額平均は「約23,300円」と高額になっております。同調査によると、10年前の平成22年における入院時の1日あたりの自己負担額は「約16,000円」となっており、増加していることが分かります。

病気やケガの平均入院日数

主な病気やケガの入院日数は、下記のグラフを参考にされてみて下さい。
脳血管疾患が入院日数が1番長く平均78.2日となっております。

入院時の平均入院日数は「約15.7日」となっております。同調査によると、10年前の平成22年における平均入院日数は「約21.7日」となっており、減少傾向にあります。

まとめ

今回は、入院時の費用(自己負担分)について情報提供させていただきました。
少子高齢化など様々な影響により今後も自己負担分が増加するものと考えられます。
そこで、民間の保険を利用したり貯蓄などをしたりして”いざというとき”の備えを行っていただくことをおすすめ致します。
入院時にどれくらいのお金がかかり、どれくらいの日数がかかるのか参考にしていただけますと幸いです。