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新型コロナウイルスワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)申請方法について

新型コロナワクチン接種が各自治体で進んできており、1度目の接種率については米国と並ぶほど接種が進んでいるようです。
世界中でワクチン接種が進めば、仕事や観光で海外に行かれる方も出てくるかと思いますが、そんな時に役立つのが『ワクチンパスポート』です。
今回の記事では、ワクチンパスポートの申請方法についてご紹介したいと思います。

ワクチンパスポートとは?

「新型コロナウイルスワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」は、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことを証明するもので、外国への入国時の防疫措置の緩和等のため、諸外国にワクチン接種証明書の提示を求められた場合に提示するものとしての利用を想定しているパスポートのことです。
発行対象者は、海外渡航予定のある方となっております。

ワクチンパスポートは何に役立つ?

ワクチンパスポートが発行されていれば、新型コロナウイルスワクチンが接種済みであることを海外に向けて公的に証明することができます。
海外渡航者が入国する際に、隔離期間が設けられている国(日本であれば2週間の隔離)があります。しかし、ワクチンパスポートを掲示することで、一部の国では所持を条件に入国許可、入国後の隔離期間を免除するなど、防疫措置を免除・緩和してもらうことができます。

ワクチンパスポート が必要な国

ワクチンパスポートの提示で防疫措置を免除・緩和される国を一部ご紹介します。

○イタリア
○インドネシア
○オーストリア
○カナダ
○タイ(プーケット島、サムイ島、パンガン島、タオ島のみ)
○デンマーク
○ドイツ
○フランス
○米国(グアムのみ)
○ベトナム
○香港

各国によって緩和措置が異なります。
詳細情報については、外務省公式ホームページをご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

ワクチンパスポート取得申請に必要な書類

申請するのに必要な書類は以下4つです。

  1. ワクチンパスポート申請書
  2. ワクチン接種済証明書、もしくは接種記録書
  3. パスポートのコピー
  4. ワクチン接種券のコピー

ワクチンパスポート申請書

ワクチンパスポート申請書は、各地方自治体に受け取りに行く、もしくはホームページからダウンロードすることも可能です。
申請書は、氏名や住所など簡易的な書類ですので、数分で作成することができます。

ワクチン接種済証明書・接種記録書

接種済証明書の発行は、接種券を発行した自治体が行います。
申請は必要がなく、接種会場でシールの貼付と必要事項の記載を受けることで、証明を受けることができます。

接種記録書は、職域接種などで接種券を持たずに接種を受けた場合に発行されるもので、接種を受けた日付やワクチンの情報を記載した「接種記録書」として職域接種会場で受け取ります。

ワクチンパスポート の申請方法

ワクチンパスポートの申請方法は大きく分けて以下の3つです。
○郵送
○各自治体へ直接持参
○オンライン

郵送で申請

上記の必要書類を封筒に入各地方自治体に郵送してください。
84円切手を貼った返信用封筒の同封が必要です。

直接持参する場合

各自治体の窓口に、上記の書類を持参して直接申請することができます。
84円切手を貼った返信用封筒の同封が必要な場合があります。

オンラインの場合

住んでいる自治体がオンライン申請を受け付けている場合は、自治体のホームページからオンライン申請が可能で、インターネットに慣れている方であれば数分で手続き完了することができます。
※一部対応していないスマートフォンがあります。

まとめ

ワクチンパスポートを発行しておくことで、防疫措置の免除・緩和に繋がります。
海外に行く予定がある方は、申請しておくことを勧めします。