車両事故時も安心。自動通報システムをご紹介
運転支援システムにより、事故発生率を抑える技術が進歩していますが未だ無くならない交通事故。
いざ、あなたが交通事故に遭ってしまった場合は、落ち着いて対応する事ができるでしょうか?
最近では、運転手の死亡・重症確率を判断してドクターヘリを手配してくれるサービスやGPSと連動して自動で自動車事故の緊急対応を行なってくれるサービスなどもじわりと普及しつつありますのでご紹介していきたいと思います。
目次
Dコールネット
引用元:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/22959829.html
自動車事故で運転者の死亡・重症確率を推定し、消防や病院に自動的に送信するシステムが”Dコールネット”です。
車両に搭載されたセンサーで、衝突の衝撃などを計測しオペレータへ自動で情報を送信します。
重大事故の場合は、早急な治療が必要
命を落とす危険性があるような重大事故の場合は、事故発生から1時間以内に根本的な治療が必要となります。
事故が発生した場合は、パニックにより冷静な判断が難しくなる場合もあるため、消防への連絡が遅れる場合も考えられるでしょう。
一方、Dコールネットでは、事故情報はすぐに送信するため治療開始時間の大幅な短縮に繋がります。
引用元:https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/22959829.html
搭載車は、限定的
現在、搭載されている車両は全体の5%,約300万台とまだまだ限定的です。
しかし最近では、トヨタ自動車・ホンダに続き、日産自動車、マツダ、スバルも続々と導入をしているため、今後の大幅な普及に期待されます。
トヨタ:クラウン・アルファード・ランドクルーザなど
ホンダ:フィット・フリード・ステップワゴンなど
ドライブレコーダー事故緊急自動通報サービス
近年煽り運転の増加を受けて急速に普及が増えているドライブレコーダーですが、保険会社が提供している、ドライブレコーダを活用した、事故緊急自動通報サービスをご存知でしょうか?
大きな違いは、事故などアクシデントが発生した際に、自動的に事故受付センターへ通報してくれる点です。
通話機能が備わっている場合もあり、自分で保険会社に連絡しなくても保険会社のサポートが受けられます。
また、事故時の映像や、位置情報・時刻なども自動で通知されるため、警備会社が現地へ駆けつけたり、事故の状況を報告することなく手続きが進める事ができます。
運転支援が付いたドライブレコーダーも
自動通報も行なってくれるだけでなく、アラート機能やお知らせ機能が付いたドライブレコーダーもあります。
1.衝突アラート
前方の車両と衝突の恐れがある場合にアラートを鳴らし危険を知らせる機能。
2.車両逸脱アラート
走行車線を逸脱した場合にお知らせする機能。
3.高速道路逆走アラート
ICやSAなどで逆走の可能性がある場合にお知らせする機能。
万一の事故に備えて
車の運転をしている以上、事故発生確率をゼロにすることはできないため、万一の事故に備える事が大切です。
今回ご紹介したサービスをぜひご検討してみてはいかがでしょうか。