都道府県『幸福度』ランキング 宮崎県は”1位”
毎年注目されている都道府県『幸福度』ランキングですが、宮崎県は2年連続で”1位”という結果だったようです。
以前「都道府県魅力度ランキング」についてご紹介させていただきましたが、今回は都道府県『幸福度』ランキングについてご紹介させていただきます。
都道府県『幸福度』ランキングとは
株式会社ブランド総合研究所が実施している各都道府県の住民アンケートによる「幸福度」をランキングにしたものです。
今年6月に行われた住民視点で地域の課題を明らかにする「都道府県SDGs調査2020」によるものです。
アンケートはインターネット上で行われ、各都道府県から約350人が回答されたようです。
住民に対し現在の生活について「幸せですか?」と聞いた所、36.1%が「とても幸せ」と回答し、幸せではないと回答した方は1割だったようです。
- 調査時期は、6月
- 調査方法は、インターネット
- 調査対象地域は、47都道府県
- 調査対象者数は、約16,000人(都道府県ごとの回答者数は平均で約340人)
宮崎県は、幸福度が高い一方で「悩みがある」人が多いようです。
『都道府県SDGs調査2020』で「満足度」や「定住意欲度」の順位が高くなく、今後宮崎県は、満足度や定住意欲度の改善が必要になってくると思います。
同調査で「個人の悩み」についてもアンケートを行ったようで、宮崎県は「悩みがない」と答えた人の割合が全国で最も少なかったそうです。
「低収入・低賃金」や「借金・ローン」で悩まれている方が多い結果となったようで、実際に全国的に見ても最低賃金が低い状態です。
今回こちらの記事を作成しながら、幸福度は全国的にも高い宮崎ですが、なぜこんなにも自殺者の数が多いのだろうかと疑問に思いました。
宮崎県は、平成19年の394人をピークに人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺死亡率が全国平均を上回っており、自殺死亡率が高い県となっています。その為、宮崎県でも「宮崎県自殺対策推進本部」を設置するなど重要な課題となっております。