食中毒防止の3原則!夏のバーベキュー時の大切な3原則を紹介
梅雨が明け、今年も本格的な夏がやってきます
今年の夏は何をしますか??
夏休みも始まり家族や友人とバーベキュー!
なんて人もいるかと思います。
屋外の解放感を味わいながら食事を楽しめるBBQですが、ちょっとした油断が食中毒を引き起こすなんてことも…
楽しい思い出が苦い思い出として記憶に残らないように、これから紹介する食中毒防止の3原則を守って楽しく食事をたのしみましょう!
食中毒防止の3原則
引用元:https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/honbu/hisho/komiya/safety_1408.htm
食中毒予防のための3原則とは
原因となる細菌などを
「つけない」「増やさない」「やっつける」ことです。
それぞれバーベキューをする場合を想定しながら、ご紹介していきます
菌をつけない
一つは菌をつけないです。
食品に食中毒の原因となる菌がついていなければ、食品と一緒に口に入ることはありませんので、食中毒にはなりません。
そのため食材は清潔に扱い、調理する際や食事の際には、正しい方法で丁寧な手洗いを実践しましょう。
また交差汚染にも注意が必要です。
交差汚染とは、食中毒菌の付いた食材から、人の手やまな板などの調理器具を介して別の食材に菌が付着するしてしまうことです。
食材を持ち運んでくる際も、生の肉や海鮮類と野菜などと接触しないようにしましょう。
菌を増やさない
細菌の多くは冷蔵庫内の温度10℃以下で菌の増殖は遅延し、冷凍庫の温度-15℃以下では増殖は停止すると言われています。
重要なのは冷凍庫で凍らせている際に、菌は死滅するのではなく、増殖しない。ということです。
つまり、死滅しているわけではないので、室温に戻すと再び、菌は増殖をはじめるてしまうということです。
この際に食中毒菌は35℃くらいが最も増えやすい状態となります。
食品の保存の際に、冷蔵庫に入れるなど食中毒菌が増殖しにくい状態にしておくことが大切です。
また、現地に持って行く際は、保冷剤などを活用して菌を増やさない対策をとりましょう。
菌をやっつける
一般的な食中毒菌は、食品の中心の温度が、75℃で1分間以上となるよう加熱すると、死滅します。
特に豚や鳥などは生焼けがないか十分確認のうえ食べましょう。
アルコールや次亜塩素酸等の殺菌剤も使用しながら調理器具や食器、手指の殺菌も合わせて行いましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した食中毒3原則を守り、安心で楽しく夏のバーベキューを楽しみましょう!
最後に農林水産省が掲載している食中毒の10個の注意点をご紹介します。
合わせてチェックしてみてください。
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生肉や生魚は、それぞれ別のビニール袋に入れていますか?
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冷蔵しなければならない食品は、保冷剤で冷やしていますか?
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食品に触る前に手をしっかり洗いましたか?
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加熱する食品と加熱しない食品で、別々のまな板や包丁を使いましたか?
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生の食品に触れた後にしっかり手を洗いましたか?
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生肉や生魚をつかむ箸やトングを別に用意しましたか?
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肉や魚介類は、中心までしっかり火を通しましたか?
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いも類や野菜類は、焦げすぎていませんか?
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食品と火が直に触れていませんか?
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残った食品は、もったいなくても捨てましたか?
引用元:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/bbq.html